野口久光 シネマ・グラフィックス 魅惑のヨーロッパ映画ポスター展
2014.10.7(火) 〜 12.7(日)
戦前・戦後の映画黄金期に、映画ポスターデザイナーの第一人者として活躍し、数々の名作ポスターを手がけた野口久光(1909-1994)の世界を、映画を中心としたグラフィックデザインの観点から振り返ります。
野口は、映画ポスターのデザイナーとして一線で活躍しただけでなく、レコードジャケットのデザインや、雑誌・ミステリー本などの装丁デザインなども幅広く手がけ、わが国のグラフィック界に多大な影響を与えました。加えて、映画、ジャズ、ミュージカル、舞台の評論家の泰斗としても知られ、コンサートやミュージカル公演などの舞台芸術もプロデュースするなど、八面六臂の活躍をしました。
今回の展覧会では、野口の描いた著名な欧州映画のポスターを中心に、映画スターそしてジャズメンのポートレイト原画やデッサン、装丁を担当した本や雑誌、レコードジャケット等を展示し、計約300点にのぼる、彼の映画を軸とした幅広いグラフィックの世界に触れていただける構成です。
当日 | 前売り・団体(20名以上) | |
一般 | 1,000円 | 800円 |
大高生 | 700円 | 550円 |
中小生 | 400円 | 300円 |
*上記料金で、2階総合展示・3階フィルムシアターもご覧いただけます。 | ||
*前売券は平成26年10月6日(月)までの期間限定販売 ※京都文化博物館チケット売場での購入は10月5日(日)まで | ||
*前売券の主な販売所 :チケットぴあ(Pコード:766-338)、ローソンチケット(Lコード:55156)、セブンチケット(セブンコード:032-516)ほか、京阪神主要プレイガイド。 | ||
*電子チケットでご購入いただく場合、手数料がかかることがあります。ご了承の上、お買い求め下さい。 |
第1章 プロローグ ―映画との出会い
第2章 シネマ・グラフィック ポスター 1933-1941
第3章 シネマ・グラフィック ポスター 1947-1992
第4章 グラフィック・デザイナーとしての多彩なアート・ワーク
第5章 エピローグ
展示映像:
1.『想い出の欧州映画』(約20分/DVD)
『制服の処女』(ドイツ/1931年)『商船テナシチー』(フランス/1934年)『未完成交響楽』(オーストリア/1933年)『望郷』(フランス/1937年)など東和商事が配給した欧州映画の名作26作品を名場面で繋いだもの。野口久光自身が編集を行った。
2.1950年代に日本で公開された映画の予告編集(約48分/DVD)
野口氏のアシスタントであり、戦後日本で最初の予告編専門の編集会社を設立した佐々木徹雄氏が後進指導のため残していた映画『第三の男』『禁じられた遊び』『居酒屋』等12作品の予告編。なお、東和映画の予告編は、筈見恒夫(予告編紹介文)、野口久光(映像構成、編集プラン)の下、製作された。
①②の申込み方法
往復はがきに住所、氏名(返信面にも)、電話番号と希望イベント名・番号を明記し、京都文化博物館内「野口久光展関連イベント」係へ。先着順。イベントごとに参加者1名につき、1枚のはがきでお申し込みください。
※関連映画上映会のチケットは各上映日の当日のみ当館受付で販売いたします。また同チケットで野口久光展は御覧いただけません。
※上映作品や時間は変更になる場合がございます。また満席等、危険が予想される場合は入場をお断りすることがあります。
※開場は各上映開始時間の30分前です。ただし場合によっては多少前後することがあります。
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