京都文化力プロジェクト関連事業
舞妓モダン
2020.10.6(火) 〜 11.29(日)
舞妓。いまや京都を代表する文化の一つとして知られていますが、その歴史の詳細は意外にもわからないことばかりです。伝統文化の象徴のように思われる舞妓ですが、絵画に盛んに描かれるようになったのは近代以降のことです。明治5年、都をどりなどが始まると、芸舞妓が伝統都市・観光都市としての京都を象徴する存在として知られていきます。明治26年に黒田清輝が《舞妓》(東京国立博物館・重要文化財)、明治42年に竹内栖鳳が《アレ夕立に》(髙島屋史料館)を発表すると、大正期にかけて、舞妓が盛んに描かれるようになります。そこでの舞妓は、美しく、時に妖しく、画家によってさまざまに描かれ、昭和期に入っても舞妓は多くの芸術家を惹きつけました。
本展では、都をどりの始まりから、舞妓が近代京都において、古都を象徴するイメージとして成長していく過程を、絵画作品を中心に紹介します。可憐で艶やかな舞妓図の競演を京都文化博物館でお楽しみください!
会期中、「祇園の姉妹」(溝口健二監督、昭和11年)などの舞妓に関連する映画を3Fフィルムシアターで上映します。
開催日:
10月31日(土)祇園甲部
11月1日(日)宮川町
11月3日(火・祝)祇園東
11月7日(土)上七軒
11月8日(日)先斗町
時間:各日 1部 14:00〜(13:45開場)2部 15:00〜(14:45開場)
定員:各回100名
会場:京都文化博物館 6階和室
※座席指定(座席は選べません)
※椅子席(靴を脱いで椅子に着席いただきます)
■踊り鑑賞券 1,000円
■舞妓モダン展入場券付き踊り鑑賞券 2,300円
※どちらもろうじ店舗のお食事・お買物券1,000円分付です。
※お食事・お買物券は当日に限り有効です。
■お食事・お買物券がご利用いただける店舗
「ミュージアムショップ 京都 便利堂」
「京都 なだ万賓館」
「手打ちそば・蕎麦料理 有喜屋」
「あめとかふぇ とにまる」
「京・嵐山上流の蔵 京丹山」
「和紙と和紙小物の店 楽紙舘」
「京の銘品14店舗 名店会」
「前田珈琲 文博店」
「和雑貨 くろちく 文博店」
チケット販売場所:ローソンチケット(Lコード 51414)
お問い合わせ:企画事業担当 TEL 075-222-0895
900円(税別)
京都の花街で活躍されている舞妓さん。 その舞妓さんもひと口で召しあがっていただけるかわいい和菓子と温かい煎茶をセットにしました。 展覧会後のティータイムにいかがですか。