徳川家康没後400年記念 大 関ヶ原展
2015.6.2(火) 〜 7.26(日)
『大 関ヶ原展』は、徳川家康公没後400年を記念し、江戸東京博物館・京都文化博物館・福岡市博物館の全国三会場において空前のスケールで開催される、関ヶ原合戦展の決定版です。
慶長5年(1600)9月15日、関ヶ原の地で数多の武将達が参戦して戦われた戦国史上最大の戦い「関ヶ原合戦」。この戦いはいかにして起こり、どのような結末を迎えたのか。そして関ヶ原合戦は後の世にどのような影響を及ぼしたのか。本展覧会では、合戦に関わった武将達の武具甲冑や、当時の緊迫した空気を伝える書状の数々、そして絵画資料などから関ヶ原合戦の全体像に迫ります。そして、関ヶ原の地形や天候の変化、各大名の動きなどが刻々と再現されるジオラマ・プロジェクションマッピングで、迫力ある合戦の様相をお伝えします。
京都会場では、重要文化財の「木造徳川家康坐像」(知恩院蔵)や、同じく重要文化財「唐物肩衝茶入 銘 初花 大名物」(德川記念財団蔵)など、関ヶ原合戦に関わる貴重な資料約200点が集まります。
前売券・当日券 会場窓口以外のチケット取扱いプレイガイドについて
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関ヶ原合戦の直前、京都では伏見城(京都市伏見区)と田辺城(舞鶴市)で後の歴史を左右する重要な戦いがおこなわれました。伏見城攻防戦は関ヶ原合戦の戦端が開かれた戦いで、徳川家康の家臣・鳥居元忠が、わずかの兵で西軍4万の軍勢を相手に10日以上戦い抜いたのです。また田辺城(舞鶴市)では、歌道の古今伝授を受けた風雅の将・細川幽斎がたった500の兵で西軍と対峙しました。最後は時の後陽成天皇が勅許でもって和議をなすという劇的な幕切れで、田辺城は開城したのです。そのほか、京都近郊の大津城(滋賀県大津市)では、城主の京極高次が石田三成の城明け渡しの勧告を拒否して籠城し、毛利元康や立花宗茂ら勇将を相手に13日間戦い抜き、彼らの関ヶ原着陣を妨げました。大関ヶ原展京都展では、関ヶ原での戦いのほか、伏見城や田辺城、大津城での攻防戦の様子を伝える資料も公開致します。
京都東山にある浄土宗総本山知恩院の御影堂に安置されている等身大の徳川家康坐像。江戸時代初期の代表的な仏師である康猶の作。関ヶ原から大坂の陣を経て、徳川家康は平和を願って浄土宗を手厚く保護し、その意志は子孫にも受け継がれた。京都限定公開。
【京都会場で全期間展示】
京都粟田口の刀工藤四郎吉光の作と伝えられる刀で、切る真似をするだけで骨まで砕けるとの逸話から「骨喰藤四郎」の名で呼ばれてきた名刀です。豊後大友家から豊臣秀吉、徳川家へと渡り、豊国神社に奉納されて現在に至ります。
【展示期間:6月2日~6月28日】
豊臣秀吉室の北政所の甥で秀吉の養子となった小早川秀秋の絵像です。関ヶ原合戦では石田方から徳川方に寝返り、勝敗の趨勢を決定づけた人物として知られます。京都会場だけの公開です。 |
唐物茶入のなかでもとりわけの名品として知られる作品。織田信長が所持して以降、徳川家康から豊臣秀吉、宇喜多秀家と渡り、再び徳川家康の手に戻った品です。京都だけの限定公開。 |
関ヶ原合戦で徳川方として戦った藤堂高虎所用の兜で、両側には長大な木製黒漆塗の脇立が装着されるのが特徴です。京都会場だけの公開。
【京都会場で全期間展示】
秀吉の側室・松の丸殿京極竜子の像。秀吉没後は出家して寿芳院と名乗り、京極高次の居城大津城に身を寄せていました。関ヶ原合戦で高次が徳川方について大津城に立て籠ると、共に籠城しました。 |
▲関ヶ原合戦図屏風 江戸時代後期(行田市郷土博物館蔵)
関ヶ原の合戦の戦況を伝える六曲一双の屏風。右隻には本戦に先立つ杭瀬川の合戦を描き、左隻は関ヶ原の合戦の本戦が描かれています。西軍が勝利した杭瀬川の戦いを描いた希少な屏風。京都会場だけの公開です。
【展示期間:6月2日~6月28日】
徳川家康から脇坂安治の息子である淡路守安元宛に出された書状。関ヶ原合戦のおよそひと月半前の慶長五年八月朔日の日付が家康の花押と共に記されています。西軍から東軍へと寝返った脇坂家が幕末まで存続する基となった手紙です。京都会場のみの公開。
【展示期間:京都会場で全期間展示】
江戸時代後期に描かれた、関ヶ原合戦の様子を描いた六曲一双の屏風。徳川家康は右隻第一扇の画面中央に居並ぶ諸将と共に座する姿で描かれ、一方の左隻には、井伊の軍勢などの追撃を受けながら奮戦し、敵中突破を試みんとする島津義弘の部隊の様相が躍動感溢れる筆致で描かれています。京都会場のみの公開。
【展示期間:6月2日~6月28日】
関ヶ原で徳川家康率いる軍と決戦に及んだ石田三成の姿を描いた絵像。頭巾をかぶり右手に書物を持って鹿皮の敷物に座る姿で、端正な顔立ちに描かれた三成像です。明治33年、関ヶ原合戦三百年を記念して、戦歿者供養のための法要が古戦場で営まれた際に祭壇に掲げられたものと伝わります。 |
6/5(金)、6/12(金)、7/3(金)、7/10(金) 各日午後6時から展示室内にて。
*事前申込み不要(ただし、当日の入場者に限ります。)
甲冑(レプリカ)の着用体験ができるイベントを実施します。
着用していただく鎧や兜は、映画やテレビの時代劇などで撮影用に使用される本物そっくりの逸品です!
※イベント参加には「大 関ヶ原展」入場券の半券が必要です
※混雑時は時間内でも受付を終了させていただく場合があります。
※着付け所要時間は A:15分 B:8分 C:3分 です。
※子供用(身長135cmまで)のプランもございます。
※実施日は追加・変更される可能性があります。